イオンモール松本の開業に伴い、
周辺道路の渋滞が懸念されています。
松本市は、渋滞緩和のためにも
公共交通機関の利用を
呼び掛けたい様子ですが
果たしてうまくいくのでしょうか。
目次
混雑渋滞を緩和するパークアンドライド
そこで注目されているのが、
「パークアンドライド」。
これは、
郊外に駐車場を設置し、
そこから公共交通機関への
乗り換えを促す方法。
目的は、目的地への車の
一極集中化や交通事故を防ぐことです。
具体的には、
駅やバス停に隣接した駐車場に
自動車を駐車(パーク)し、
鉄道やバスに乗り換えて(ライド)、
移動します。
パークアンドライドの駐車場はどこ?増設も
最新のパークアンドライド用の駐車場一覧は、
松本市の公式サイト上で紹介されています。
パークアンドライド駐車場@新村駅
パークアンドライド用の駐車場は、
アルピコ交通 上高地線「新村駅」に
「50台」があります。
新村駅は、いわゆる
旧松本電気鉄道の駅で、
ドラマのロケ地にもなった
趣のある駅舎が保存されている場所ですね。
こちらは、駐車場料金が「無料」と太っ腹。
パークアンドライド駐車場@平田駅
そして、
JR平田駅には「133台」規模の
駐車場があり、「1日200円」で利用できます。
松本市は、
イオンモール松本開業に向けて、
このほかにも松本市の南部や西部を中心に
新たな用地確保を目指しているそう。
また、
レンタサイクルの導入や
歩道整備も併せて検討している様子です。
タウンスニーカー増便は重要な切り札のひとつ!
パークアンドライドの充実を図る上で
欠かせないのが、
なんといっても公共交通機関の充実。
郊外にクルマを駐車した場合、
市街地への良好なアクセスが確保されないと、
この仕組みは成り立たないからです。
この点については、
市内周遊バス「タウンスニーカー」の増便
という具体策が、
渋滞緩和策の切り札のひとつとして
考えられているようです。
タウンスニーカーといえば、
アルピコ交通!
松本市内を東西南北の
4コースで回る周遊バスですよね。
タウンスニーカーはどれぐらい増便される?
1日乗車券もあって、
観光客の方々が使うと
各種観光スポットの割引も受けられたりする
あのタウンスニーカー。
今は1時間に1本の頻度で
運行が行われています。
実は、
このタウンスニーカーの便数を
現在の3倍程度に増便することも
具体的に検討されています。
タウンスニーカーは東コースの強化が柱
特に、強化の必要性が高いのが、
松本駅お城口を発着点に
イオンモール松本前を経由する「東コース」。
場合によっては、市営化も視野に入れた
調整が、アルピコ交通との間で
行われるようです。
イオンモール松本開業で市街地渋滞はどうなる?
新たな運用の実施は、
2017年7月を目途にしているとのこと。
それでも、
あれこれの知恵を絞って、施策を講じても、
渋滞の影響により、
松本市街地の道路を通過するのにかかる時間は、
現状の2・7倍程度ということで、
ほぼ3倍近い所要時間になる
との試算見通しが出ています。
渋滞を承知で市街地に突入して
店近駐車場を目指すか。
あるいは、
ひと手間かかるけれども、
パークアンドライドで渋滞とは無縁に
ショッピングを楽しむか。
二者択一は悩むところですね。
パークアンドライド松本家はどうする?の巻

赤ちゃんがいたら、荷物も多いし、お世話もいる。
マイカー市街地突入がいいのかな?

渋滞は忍耐いるし、退屈だワン!

パークアンドライドなら、パパ運転楽かも?

行きはよいよい、帰りが怖い・・・
買い物しすぎて持てないかも・・・(涙)

そんなに、買わなければいいじゃん

いつもね、そう思うんだけれど。
半額セールとポイントにはいつも弱いのよ・・・

ご利用は、計画的に(笑)